2016年4月14日と16日に最大震度7をを二度も観測し、多くの被害を引き起こした熊本地震から2年6ヵ月。 復興に力を注ぐ被災地の状況を視察してきました。
① 阿蘇大橋付近
震災による大規模山腹崩壊により、落橋した阿蘇大橋も、現在、新橋を架け替え中です。 また、崩壊した斜面も安定化を図る復旧工事が、着実に進んでおりました。阿蘇大橋の再建開通の時期は、2020年秋頃の予定と聞いております。
② 熊本城
復興のシンボルとして「天守閣」の復旧を最優先しており、滑り落ちた瓦は、すでに葺き替えてありました。 しかし、天守閣全体の復旧だけで、5年弱の時期が必要であり、更に城門や石垣を含む熊本城の完全復旧までは後20年を要し、まだ復旧が始まったばかりの状態でした。