「熊本地震」から約1年…草千里・烏帽子岳周辺の表層すべり (2017.6.1)
(熊本県阿蘇市 阿蘇くじゅう国立公園内)
噴煙を上げる中岳を望み、絶好のロケーションを誇る草千里。この阿蘇山カルデラの中の広大な草原を散歩する、乗馬体験をした人は多いと思います。
現在、熊本地震の本震発生から、1年2ヶ月が経ちます。今年もミヤマキリシマが綺麗に咲いています。しかし、まだまだ阿蘇の現状は大変厳しく、復興途中です。地震や水害により烏帽子岳の山肌も痛々しい姿になっております。
所々に、ミヤマキリシマが滑らずに地表面に残っています。この根の深さは50㎝もないことから、すべり深さは非常に浅く、1.0m前後ではないかと推定されます。
これからも熊本復興に向けて、ますますがんばっていきたいと思います!